クシャル

古龍種 風翔龍
クシャルダオラ
PROFILE
■年齢/33    ■大切なもの/愛車(V−MAX)
■身長/188cm   ■好きなもの/静寂
■体重/85kg   ■嫌いなもの/炭酸飲料
■趣味/数珠作り ■得意なもの/ひとりジェンガ
CV/渡部悠奈
夜の闇を翔ける風
 全身傷だらけの長身痩躯の男。肌の色は浅黒く、アジア系、特にインド系を思わせる顔立ちをしており、黒く長い髪や、つねに眉間に寄っているシワのために、苦行僧にも似た雰囲気をただよわせている。
 素肌に革ジャンをはおり、クラシカルだが大排気量の初期型V−MAXにまたがって霧の多い街を流している。
 また、メンバーにはそれぞれ仕事≠サポートするチルドレン≠スちがついているが、かつてチルドレン≠死なせてしまったことから、ただひとりクシャルだけはいまだにチルドレン≠つけていない。最近、彼のチルドレン′補に名乗りを上げた若者がいるが、クシャルに認められるにはまだ時間がかかりそうである。
 その見た目通りというべきか、口数はあまり多くはない。クシャルが足しげく通うバー『ブルボネー』は、ナズチがしばしば立ち寄る店でもあるために、ここでふたりが顔を合わせることもあるのだが、気苦労の多いマスターがふたりの会話が弾んでいるところを目撃したためしはないという。とにかく必要なこと以外は口にしないし、聞かれたことに対してもあまり多くを語りたがらない男である。
 結果的にクシャルの余暇の大部分は、この店でバーボンを飲みながら、インドジュズノキの実を削って数珠を作ることについやされるわけだが、ほかのメンバーたちにはまったく理解できない。
 クシャルの数珠は、死んだチルドレン≠ヨの手向けとして作り始めたのが最初だという噂がまことしやかにささやかれているが、その寡黙さのせいもあって、ことの真相は本人しか知らない。

億千の刃
 クシャルは、腕のひと振りで真空の刃を生み出し、それによってすべてを斬り裂く能力の持ち主である。セブンスたちの中ではクシャルの能力がもっとも遠距離での戦いに適しているといえるが、だからといって接近戦が苦手なわけではない。この真空の刃は、時にはクシャル自身の周囲で渦を巻き、一種のバリアとして使うことも可能なのである。いわば攻防一体の切り札である。
 この特殊能力と関係があるのかどうか不明だが、クシャルは、皮膚の一部が硬化し、錆のように剥がれ落ちていくという奇病に悩まされている。身体にある傷のほとんどはその奇病によってついたものであり、戦いの中で負った傷は皆無に近い。

チルドレン


ラース
PROFILE
■年齢/19       ■大切なもの/自作のバイク
■身長/172cm      ■好きなもの/カレー
■体重/65kg      ■嫌いなもの/パセリ
■趣味/プラモデル作り ■得意なもの/メカいじり
CV/ちるたん
 ケインと同じく教会で育った真面目な青年。温和な性格で争いを好まないが、幼少期からメカに強く、今は教会を出て自動車修理工場のバイトで自活している。名前や肌の色から見て、おそらくインド系移民の子供だと思われる。
 神父の教育を受け、クシャルのチルドレン≠ノなりたいと強く望んでいるが、いまだにクシャルからはそれを許されていない。もっとも、クシャルの愛車V−MAXのメンテナンスを任されていることから、メカニックとしての腕は高く評価されているらしい。
 悩みを聞いてもらったり、逆に彼の愛車の修理をしてやったりと、ケインとは非常に仲がいい。

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