ラオ

古龍種 老山龍
ラオシャンロン
大山鳴動
ラオ
PROFILE
■年齢/48   ■大切なもの/思い出のネクタイ
■身長/230cm  ■好きなもの/異国の本
■体重/153kg  ■嫌いなもの/せまい場所
■趣味/読書  ■得意なもの/チェス
CV/浅沼諒空
温和な家庭人
 身長も体重もスーパーサイズなダンディ。メンバーの中でも一番の巨体の持ち主で、ごわごわした髭とだらしなく伸ばした黒髪が特徴。妻の形見と称する黒いネクタイをつねにルーズに巻き、特注の黒いスーツをラフに着崩している。
 見上げるような体格のせいもあり、一見すると強面だが、実際には気のいいオヤジといったところ。彼ら七人は暗く静かなタイプと明るく騒々しいタイプとに分けることができるが、ラオはテオやナズチと同じ、陽気で饒舌なタイプである。
 意外に読書家であり、本を読む際にはレンズの丸い小さな眼鏡をかける。また、チェスも好きで、見た目に反したインドア系の趣味が多い。
 その体格にふさわしく、テオやナナすら上回るほどの大食漢だが、ラオいわく、テオたちのような「差別」はしない。要するに、肉だけにかぎらず何でもよく食べるということである。特に好物をあげるとすれば、銘柄にこだわってみずから茶葉を買い求めるという紅茶かもしれない。
 メンバーの中では神父に次ぐ年長者で、ふだんはテオやナナを子供あつかいすることも多いが、酒が入るとテオたちといっしょになって陽気に騒ぐ一面もあり、さらに酔うと、死んだ女房がいかにいい女だったかを語り始める。ただし、その「いい女」だったというラオの妻を実際に見たことのあるメンバーはひとりもいない。
 ラオのチルドレン≠ヘ、教会で育った孤児ではなく、ラオの死んだ妻の連れ子、すなわちラオの義理の娘が務めている。無論、ラオの仕事≠ェどんなものであるかを理解した上でのことだが、ラオ自身は――当然のことながら――自分の娘を裏家業にかかわらせたいとは考えていない。

剛腕、そして頑健
 ラオの最大の武器は、その頑強な肉体とパワーである。純粋な腕力でいえば、セブンスのメンバー中にもラオに勝てる者はいない。あのテオですら、ラオと真正面から殴り合うことは無謀だと考えている。
 さらにラオは、瞬間的に全身の筋肉を硬質化させることで、外部からの攻撃を跳ね返す能力も持っている。ナイフや小型拳銃の弾丸程度では、ラオを倒すどころかかすり傷すら負わせることができないだろう。
 戦いに際しては、ラオは妻の形見のネクタイをていねいにたたんで軽くキスをしてから懐にしまい込み、そののちにおもむろに拳を握るという。

チルドレン


アリョーナ
PROFILE
■年齢/19     ■大切なもの/思い出のイヤリング
■身長/163cm    ■好きなもの/ロシアンティー
■体重/49kg    ■嫌いなもの/消毒薬の匂い
■趣味/ジャム作り ■得意なもの/アイキドー
CV/鶴瀬椎
 セブンス一の巨漢ラオの娘であり、そのチルドレン=Bもともとはラオの亡き妻の連れ子だったが、今ではラオを実の父以上に慕っている。さすがのラオも、アリョーナには頭が上がらないらしい。
 幼い頃から教会に預けられることが多かったため、ケインやラースたちとは幼馴染み。ほとんど家族同然に育ってきたせいで、ケインの恋心にはまだ気がついていない。今も教会の子供たちにとってはやさしい姉代わりである。
 実年齢より幼げにも見える可憐な女性だが、ナズチからアイキドーなる東洋の護身術を習っており、その腕前はなかなかのもの。

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