ナナ
古龍種 炎妃龍
ナナ・テスカトリ
ナナ・テスカトリ
PROFILE■年齢/27 ■大切なもの/睡眠時間
■身長/170cm ■好きなもの/青い物
■体重/61kg ■嫌いなもの/自分の写真
■趣味/サングラス集め ■得意なもの/立ち寝
ＣＶ/ＡＹＡ
氷のまなざし
感情を表に出さない無口なクールビューティー。セブンスの紅一点で、青ざめた肌に黒い髪の持ち主。あくまで本人申告だが――異様な寒がりであり、たとえ真夏でも、そしてベッドとバスルーム以外のどんな場所でも、ボアつきの黒いコートを着用している。
また、写真であれ肖像画であれ画像であれ、自分のコピーが存在することを極度に嫌っている。ふだんから帽子とサングラスで顔の大半を隠しているのも、そのことと関係があるのだろう。
テオと同じくステーキが好物だが、こちらはこんがりとよく焼かれたウェルダンが好みで、食事の際にはグリューヴァイン――いわゆるスパイス入りのホットワインをよく飲む。しかしその一方で、実は極度の猫舌であり、せっかくのステーキやワインも、ほどほどに冷めてからでなければ口に運べない。
ただし、単純な量だけでいえば、ナナもテオと張り合えるほどの健啖家である。完璧なテーブルマナーをわきまえたナナが、一〇人前のステーキを次々とたいらげていく姿はシュールでさえある。テオとナナがふたり揃ってレストランに行くと厨房の冷蔵庫からあらかた肉が消えることも珍しくない。
恋人のテオが存外にもてることは知っているが、それについてあれこれいうことはなく、どう感じているのかも不明。ふたりの関係が良好なことを考えると、一見無関心とも映るナナの淡白なスタンスは、「テオにとって最高の女は自分である」という揺るぎない自信の表れなのかもしれない。
原作には未登場だが、ナナには双子の美少女の〝チルドレン〟がついている。ナナを崇拝するあまり、テオをこころよく思っていないふしがあるというが、その真相やいかに。
内なる炎
テオの特殊能力が、接触した部分に高熱を発生させるのに対し、ナナが持つ能力は、触れた相手の体内に高熱の炎を発生させるものである。テオの能力ほどのダイレクトさはないが、体表ではなく体内から焼かれることで、ターゲットには避けようのない死がもたらされる。
自分が殺すターゲットに対して何の感慨も持たず、何の迷いも感じられないそのやり口から、冷酷な女性と思われるかもしれないが、実際には冷酷なわけではなく、単に無関心なだけである。そういう意味では、戦いに余計な感情をさしはさむことの多いテオよりはプロといえるだろう。
チルドレン
リュリュ
PROFILE■年齢/18 ■大切なもの/妹
■身長/165cm ■好きなもの/大食いの女
■体重/56kg ■嫌いなもの/大食いの男
■趣味/雑貨店めぐり ■得意なもの/ネイルケア
ＣＶ/未定
ジジ
PROFILE■年齢/18 ■大切なもの/姉
■身長/166cm ■好きなもの/肉好きの女
■体重/58kg ■嫌いなもの/肉好きの男
■趣味/カフェめぐり ■得意なもの/ヘアメイク
ＣＶ/未定
ケインたちと同じく教会で育った双子の少女。ナナを慕い、ふたり揃っての〝チルドレン〟となった。ただ、ナナに対する思いがあまりに強すぎ、彼女の恋人であるテオに激しい嫉妬を感じている。また、その弟分ということで、ケインのことを嫌っている。
しかし、それを除けばつねに冷静沈着、自分たちの役割をクールにこなる才色兼備のふたりである。
双子だからか、すべてをふたりの間だけで完結させてしまいがちであり、そのせいで教会では孤立気味だった。その傾向は今も強く、ケインにはもちろんのこと、必要がなければほかの〝チルドレン〟たちにすら連絡しない。